成子幼稚園の教育理念
教育方針
ありがとう、おもいやりの気持ち・道徳性の芽生えを養う
基本的生活習慣を見につけ、
考える力・創造性を伸ばし自主独立の心を育て、
よき社会人となる基礎を身につける。

~園長想事~
とにかく人の話を最後まで聞ける人を育てたい、と思っています。
人の話を聞くということはすべてに関わってくる、そういう思いなんです。
「人の話を聞いていないと後になってつまらないことになるよ」ということは常に伝えていきたいですね。
そして教員は子どもたちに、「こうしておかないとこうなるからね」ということをちゃんと伝えておかなければならないんです。
子どもたちは、聞く態度、つまり聞くが為にはどうしたら良いかということを、身に付けておかないと知っておかないと、自分の中に入ってこないのですから。
統合保育、という理想型。
成子幼稚園では、すべてのこどもが輝けることを目指し、「統合保育」スタイルを採用しています。
園では外国籍のこどもも、障がいを持つこどもも、分け隔て無く同じ教室で学び、生活しています。そのためか、お互いに相手を思いやる気持ちと同時に偏見や差別とは無縁な考え方が定着しています。
ただし、外国籍や障がいに該当する園児募集にはスタッフの配置等の理由により定数枠があり、応募が一定数を超えた場合にはお断りすることがあります。

~園長想事~
障がいを持つ子と健常であろうという子とグレーゾーンの子が一緒に生活することができるのは幼稚園時代だけです。
「こういう子もいるんだ」ということを認識するのもこの場だけです。
できないことも認めてあげることの大切さ。
成子幼稚園のシャッターに描いてある絵がまさにそれを表現していて、外国籍の子がいたり、現実ではあり得ないことに、同じ木にバナナが実っているかと思えばナスもなっている。つまり、「何でもあり」なんだよ、という思いの表現なんです。
例えば、給食を時間内に全部食べられない子がいたとして、その子が「もういやだ!全部嫌だ!幼稚園も小学校も行きたくない!」って言っていたとします。その子にどう対処してあげられるのか。全部食べられた日が来たときに、何も声を掛けずそっとしておくのか、「全部食べられたね!」という声を掛けるのか。声かけするとしたらどんなタイミングで、どんな風に声かけをするのか。そういう引き出しをどれだけ持っているか。すぐに引き出しを開けられるのか。
寄り添う、ということはどういうことなのか、それは幼児教育の現場だけでなく、社会生活全般において、すべての人が意識していただきたいことでもあります。
人から何かを言われたときにどう受け止めるのか。叱られた、と捉えるのか、アドバイスだと受け取るのか。受け方ひとつで変わってきます。話し手も話し方がいろいろあるように、受け手も受け捉え方が色々あります。常に良い方に捉えられる人にきて欲しいですね。
当たり前のことを、当たり前に。
幼稚園は社会の縮図です。
幼稚園は初めての集団生活の場です。
では、幼稚園で学ぶ、とはどういうことでしょうか。
そもそも、学ぶ、とは何でしょうか。
先生の話を聞く。
自分で考える。
答えを出す。
極々当たり前のことです。
しかし、当たり前の重要性が軽視されがちな昨今です。
このままで良いのでしょうか。
今、何が大切なのか、考え直しませんか。

~園長想事~
当たり前、の概念が変わってきている時代ですから、簡単に言い表せない部分もありますが……。
例えば、挨拶をしましょう、というけれども、何故知らない人に挨拶しなきゃならないの?という考え方もある時代です。
そう考えるとおかしな世の中になっていくのかな、という心配もあります。
一方で、防犯の意味もあって、知らない人から挨拶されても返事をしちゃいけない、という教え方もあります。ある意味大人がまいた種かも知れませんが。
だからこそ、家庭では仕事が忙しすぎて手が回りきらない所もあるだろうから、そういう教育は幼稚園でやりたい、続けていきたい、と考えています。
先生方にも言っていることですが、幼稚園だから、例えばクレームが来たとしてもこの程度、で済んでいるんです。これが幼稚園じゃなかったらもっと大変なことになっているかもしれない。クレーム対応をするにしても、教育者としての立場で接することができるのも幼稚園だから、なんです。